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かつお菜と高野豆腐の煮浸し

かつお菜と高野豆腐の煮浸し

みなさんこんにちはー

食生活アドバイザー®SAKUです

今回の食材は私の地元福岡では、お雑煮や漬物に重宝されるかつお菜です

最近では小松菜やほうれん草に押されてますが、福岡ではまだ結構お目にかかる機会も多く根強い人気を誇ってます

というかお雑煮には欠かせないんですよね

我が家だけだったらすみません

そんなかつお菜を大豆製品のスーパーフード高野豆腐と煮浸しにしてみました

かつお菜と高野豆腐の煮浸し

◊今回使う食材◊         ♣4人前♣

かつお菜          5~6枚
高野豆腐           1枚
人参            50g

白だし(顆粒だしでもOK)  300cc
みりん           80cc
薄口醤油          40cc
砂糖           大さじ一杯

作り方

1.食材の下ごしらえ

高野豆腐を5分ほどお湯に浸して戻しカットします

大きさは好みなのですが、私は仕上がりのバランスを考えて5ミリ角の拍子切りにしました

かつお菜は茎の部分は高野豆腐に合わせるか少し大きめで大丈夫です

葉の部分は細かくザク切りで構いません

人参は少し細めがいいです(火の通り具合や食感のバランスのためです)

2,調理手順

白だし・みりん・淡口醤油・砂糖を合わせ火にかけ、高野豆腐を煮ます

沸騰して5分ほど弱火で炊いたら人参とかつお菜の茎の部分を入れ、サッと火を通します

人参が程よく柔らかくなったところでかつお菜の葉の部分を入れひと煮立ちさせたら、火を止め煮冷ましたら完成です

今回のレシピのポイント

今回のレシピは煮冷ます工程がポイントで、覚えておいていただきたいのが煮物の大半は冷えるときに素材に味が染み込むものです

おでんや肉じゃが、がめ煮などもそうです

一度冷ましてから召し上がる直前に温めると一層美味しくなります

とはいえ、今回の煮浸しは動物性の脂質を使用しておりませんので冷やした状態でさっぱりと召し上がれます

今回の食材かつお菜のまとめ

かつお菜は代々福岡で栽培されてきたアブラナ科の葉野菜で、「高菜」の近縁種とされています

旨みが多く含まれ、カツオの出汁が無くても美味しいという事からカツオ菜と呼ばれるようになったとも言われています

また、漢字ではで「勝男菜」と書くことから縁起物として正月には博多の雑煮には欠かせない野菜の一つとされてきました

通常、収穫は株ごと収穫するのではなく、大きく成長した下葉からかき取られ、束にした状態で出荷されます

葉や株の形状は「高菜」とよく似ていて、葉は40~50cm程になり、その表面は細かく縮れた感じになっています

十分に成長したものは軸の部分が白っぽく幅広になります。

葉はアクが少なく高菜のような辛みがなく、煮ると旨みが多く、甘味が感じられます

かつお菜は緑黄色野菜の一つとしてβカロテンを多く含むほか、ビタミンCも多く、抗酸化性の高い野菜です。また、他の葉野菜の中ではカルシウムを多く含んでいる上、名前の由来となる旨み成分のグルタミン酸アスパラギン酸などのアミノ酸を多く含んでいます。

かつお菜は収穫時期は初夏と冬ですが、冬の方が葉に厚みが出て美味とされています。

また、主に正月の雑煮向けに栽培されることもあり、食べ頃の旬は12月から1月となります。

 

それではまた次回に~~~

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