離乳食を卒業して、少しずつ私達と同じものを食べ始めた子どもたち
かわいい我が子の成長に、目を細めて見守る日々が、ずっと続けばいいのにって考えたりします
でも、子育ては楽しい事ばかりじゃなくて辛いことも少なからずあります
イヤイヤ期やダラダラ食い、たまに起こす癇癪と色々あるんですが、かわいい我が子のことですから、笑って受け止めましょうね
豊かなココロと、健康なカラダを作るのは私達の作る愛情ご飯ですよ
子どもは遊ぶのが仕事
あなたの悩みはなんですか?
でも、それを受け止めて大きな愛情で包んであげてください
子どもたちは自分で学びながら、自由に生きています
そのためにも私たちは、子どもたちが学び、成長できるように導く義務があります
遊びの中にも成長はありますし、食育へのメリットもあるので、私の話を聞いてください
知育で集中力UP
普段、家ではどんな遊びをしてますか?
お絵かきやおままごと、あやとりなどで私たちは遊んでましたが、根本的には昔も今も変わりません
すべての遊びに通じるんですが、お絵かきは感性、おままごとは表現力、あやとりは考える力を育んでいます
現代では技術の発達により、子どもたちの遊びも多様化し、ゲームを楽しむ子どもたちもたくさんいます
それが悪いことではなく、どんなゲームをどのくらい遊ぶのかによると思います
今はタブレットやゲーム機器の普及で様々なゲームを楽しむことが出るんですが、しっかりルール決めをして遊ばせることが重要ですよ
そうして決められた時間で遊ぶことで、子どもたちはきっと集中力とルールを守るという自覚を高めていけると私は考えます
運動でエネルギー発散
やんちゃ盛りの子どもたちは、エネルギーにあふれています
最近は家に中で遊ぶ子供が増えていますが、その背景には、昔に比べて子どもたちが遊ぶ広場が減ったり、車の増加による危険、共働きの増加による家族での外遊びの減少があります
たしかに目の届かない場所での、外遊びは不安が伴いますが、夫婦で協力して子どもとの外遊びの時間を作る努力をしましょう
男の子だったら、お父さんとのプロレスごっこやキャッチボール
女の子なら、縄跳びやお手玉などちょっとした時間でできる遊びは工夫次第でいくらでもあります(例えが古くてすみません...)
そのくらいの時間くらいは作ってください
そして休みは家族で公園にでも出掛けて、子どもと一緒に走り回りましょう
空腹が最高の調味料
家族で遊んだら、きっとお腹を空かせてますから、愛情たっぷりのご飯を作ってあげましょう
空腹は最高の調味料ですから、いつもより美味しいご飯を食べて、ぐっすり眠れることでしょう
大事なのは、疲れているのはみんな同じですから、パートナーの協力は欠かせませんので、お互いが思いやりを持って生活をすることです
「子供は親の背中を見て育つ」って聞いたことあるでしょう?
きっと、人の気持ちを考えることができて、感受性あふれる子供に育ってくれることでしょう
【食育】子どものためのご飯のポイント
子供のための、ごはんのポイントをお話しますが、これは大人にも当てはまりますのでしっかり聞いてください
1日3食は必須
人はみんな毎日1日3食食べますよね?
古くからの習慣ですが、意味があってのことです
朝ごはんは頭とカラダを起こします
昼ごはんは1日を元気に過ごすためのエネルギー補給
夜ご飯は疲れたカラダをいたわり、よい睡眠に導くものです
この役割を知ればそれぞれのご飯のメニュー構成にも役立ちますから、しっかり覚えてくださいね
頭とカラダを起こす!朝ご飯はシンプルで良い
朝ごはんは、頭とカラダを起こすご飯ですから、凝る必要はなくシンプルで良いんです
ヨーグルトとバナナだとか、ご飯と味噌汁、卵焼きなどです
ここでポイントですが、朝食に理想的な食品としては、野菜や果物、乳製品や卵が良いです
なかでも、乳製品や卵のようなタンパク質を取ることでゆっくりと消化・吸収するので、カラダへの負担もかかりません
お昼ご飯はしっかりと食べさせてあげよう
お昼ごはんは、1日を元気に過ごすためのエネルギー補給という役割があるんで、しっかり食べましょう
炭水化物やタンパク質、脂質を意識したバランスの良いメニューを考えてください
ただ気をつけてほしいのは、しっかり食べるということが、カロリー高めがいいとかお腹いっぱい食べるとかとイコールではないということです
あくまでも、バランスの良いご飯を不足なく食べるということですから
おやつにお菓子は避けましょう
おやつには市販のお菓子はなるべく避けましょう
おやつ(間食)は夜ご飯までの小腹が空いた時や、エネルギー補給などの補助的な意味合いが強いからです
夜ご飯が食べられなくなるほど、食べさせるのはやめましょう
牛乳やお茶、フルーツジュースなどの水分と一緒におにぎりやおせんべい、クッキーなどがおすすめです
ホットケーキやクッキーを一緒に作って食べるのも良いでしょう
一緒に作ることが食育にも繋がります
ただ、くれぐれも量には注意ですよ
夜ご飯は消化の良いものを選ぼう
夜ご飯は疲れたカラダをいたわり、よい睡眠に導くためのご飯です
基本は子どもが寝る時間の3時間前に済ませることと、消化吸収の良い食品を中心に考えましょう
また質の良い睡眠のために効果的な食品としては、眠りを誘うホルモン「メラトニン」が求められますが、メラトニンは幸せホルモンの「セロトニン」から生成されます
また、セロトニンは必須アミノ酸の「トリプトファン」から生成されますので、まずはトリプトファンをメニューに組み込んでください
トリプトファンが多く含まれる食品は
肉類/魚類/乳製品/大豆製品/卵/バナナなどです
【食育】子どものごはん作りでの考え方
基本は一汁三菜?
一汁三菜ってご存知ですよね?
汁物+主菜1品+副菜2品ですが、子どもの場合は臨機応変で良いと考えます
なぜなら大人と違って少食な子どもには、食事量によって負担になり、ご飯嫌いになる可能性もあるからです
理想は一汁三菜ですが、それにこだわらず子どもの食事量に合わせたメニュー作りをしましょう
細かく刻んだ野菜スープと白ごはんに納豆や卵焼きなどをうまく組み合わせてあげてくださいね
大事なのは見た目よりバランス
時間をかけて凝った料理で、彩りや華やかさを求めるよりも、大事なのは栄養バランスです
もちろん、見た目も食育には重要な要素ですが、まだ子どものうちは栄養バランスを優先しましょう
とはいえ、食材はそれぞれに色があるので、栄養バランスの取れたメニューには、自然とある程度の色彩がついてきます
逆に料理が同系色なものが並んだときは栄養バランスが取れていない場合が多いんで注意ですよ
料理はシンプルに素材の味を
料理はシンプルが良いですよ
出汁の旨味とわずかな調味料で十分美味しく出来ますから、子どものうちは複雑な味より素材の旨味を強調しましょう
子どもの味覚は大人よりも敏感で、8歳児には味覚が確定すると言われてますので、薄味で大事に味覚を磨いてあげましょう
旬の素材は安くて美味しくて栄養価が高い
旬のお野菜や魚を積極的に取り入れましょう
旬には「走り」「盛り」「名残」があるんですが、盛りと呼ばれる時期の旬の食材は安くて美味しくて、栄養価も高いスーパー食材です
そんな旬の食材を使わない手はないでしょう
季節を感じる料理も食育の一つですよ
デザートは食後のお楽しみ
子供はデザート好きですよね?
ですが、ちゃんと考えてあげてください
ここでは、デザートはご飯の一部として話しますが、デザートはおやつではないので、果物やヨーグルトが望ましいでしょう
また、ご飯の一部とは言っても一緒に食卓に並べるのは止めましょう
子供の心理としては好きなものから食べて、嫌いなものは残す傾向にありますので、デザートを先に食べると「もう、お腹いっぱい」ってご飯を残す可能性もあります
我が家もそうでしたから言えるのですが、まずはご飯を食べるという当たり前の習慣が大事ですので、時には毅然とした態度でダメなものはダメだと言うことが必要です
子どもがご飯を全部食べたあと、デザートを食べてちょうどいい量に、調整するのは大変でしょうが頑張ってください
【食育】子どものご飯作りのポイントと考え方//まとめ
子どものためのご飯のポイント
- 1日3食は欠かさない
- 朝ごはんは、頭とカラダを起こすご飯だからこそシンプル
- お昼ごはんは、1日を元気に過ごすためのエネルギー補給
- おやつはお菓子はなるべく避け、一緒に作って食育を楽しむ
- 夜ご飯は睡眠の質を上げる食品と消化の良いものを選ぼう
子どものごはん作りでの考え方
- 基本は一汁三菜|でも、臨機応変で良い
- 大事なのは見た目より栄養バランス
- 料理はシンプルに|素材の味が味覚を育てる
- 旬の素材は安くて美味しくて栄養価が高いから使うべき
- デザートは食後のお楽しみです
いかがでしたか?
今回は、子どものためのご飯に必要なポイントと考え方について話しました
食育について考える良い機会になっていたら、良いのですが...
人が生きる上で「食」はとても重要な要素です
子どもにとって、ご飯はこれから先の明るい未来や、健康なカラダを作る上で欠かせない要素となりますので、みなさんもぜひ「食育」について考えてみてください
解説者 プロフィール
20年以上の調理歴を持つ食生活アドバイザー®️SAKU
豊かな食生活を未来へつなぐためにブログを通して
食に関する様々な情報を発信する人
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