春になると新しい環境での生活が始まる方も多いのではないでしょうか
新しい環境による変化やストレスによって体調の変化やストレスで肌荒れや倦怠感が現れたりしていませんか
そんな状態を改善するためにも食生活は大事です!
正しい食生活を送るためにも食材の選別と知識は必須となります
今回は美容と腸内環境に効果を発揮する食材として、日本の春に欠かせない「タケノコ」のチカラを調理歴25年の食生活アドバイザー®️SAKUが解説いたします
タケノコのチカラ
まずタケノコの持つ効果についてお話します
グルタミン酸やチロシン、アスパラギン酸などのうまみ成分でもあるアミノ酸が含まれています
これらの成分は疲れをとる働きもあります
食物繊維
たけのこに含まれる栄養素で注目すべきは、なんといっても食物繊維です
食物繊維は消化吸収できないため定義としては「栄養素」には当たらないのですが、現代では炭水化物、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラルの5大栄養素に続く「第6の栄養素」として注目されています
食物繊維は、腸内環境を整え栄養素の吸収率を高め、便秘や肌荒れを改善しますので、美容の強い味方です
またタケノコは歯ごたえがあり満腹感が得られるので過食の予防になります
便秘解消や大腸がんの予防、血糖値上昇の抑制、コレステロールの吸収を妨げ体外に排出する働きがあるので成人病の予防も期待できます
カリウム
カリウムは身体の水分バランスを整えナトリウムを排出するので高血圧の予防、むくみの解消に効果的です
チロシン
たけのこに特徴的な成分として、チロシンがあります
チロシンは、ドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の原料になります
アミノ酸の一種なのですが、水煮したものを冷やすと節の隙間などにつく白い粒状のものがチロシンなのです
調理の際に洗いがちですが、大事な成分ですので、取り除かずに調理してください
このチロシンの作用のよってドーパミンが分泌されると脳が活性化して、満足感、興奮などを作り出しますが、ドーパミンが不足するとやる気や集中力が低下すると言われています
食べ過ぎに注意
アクが強いので食べ過ぎると吹き出ものやアレルギーに似た症状を起こすことがあるので過剰摂取は禁物です
美容と腸内環境に効果 タケノコのチカラまとめ
食物繊維
- 過食の予防
- 腸内環境を整え栄養素の吸収率を高め、便秘や肌荒れを改善
- 大腸がんの予防
- 血糖値上昇の抑制
- コレステロールの吸収を妨げ体外に排出する
カリウム
- 身体の水分バランスを整えナトリウムを排出
- 高血圧の予防
- むくみの解消
チロシン
- ドーパミン、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質の原料
- ドーパミンは脳を活性化させ、やる気や目標を達成した時の満足感、興奮などを作り出す
- ドーパミンが不足するとやる気や集中力が低下
いかがでしたか?
日本人にとって馴染み深いタケノコが持つ効果はお分かりいただけたと思います
食材にはあまり知られていない特性が無限にあります
これからも様々な食材の保つ効果や作用を紹介させていただきたいと思います
それではまた次回に~~