とてもデリケートなカラダの悩み
カラダの悩みは食生活を改善する事で良い方向へと導くことができます
今回は頭髪・頭皮についてお話しします
抜け毛が気になる
髪の毛が細い
髪の毛の張りツヤがない
こんな悩みを持つ方はぜひご覧ください
髪質の状態を向上させるために必要な栄養成分、食品を調理歴25年の食生活アドバイザー®️SAKUが解説いたします
Contents
髪と食事の関係
普段バランス良く食事はとっていますか?
私たちは食事によって栄養成分を摂り、健康なカラダを作り、豊かなココロを育んでいます
もちろん髪の毛にも当然、影響してきます
健康な髪の毛を維持、衰えた状態を改善するためにはバランスの取れた食事がすごく大事なんです
そこで健康な髪を生やすためには、一体どのような食品や栄養成分を摂れば良いのでしょうか?
それでは、説明していきたいと思います
髪の毛の質を高める7つの栄養成分
髪の毛にいい栄養成分は、大きく7つに分けられます
当たり前ですが、髪の毛に効果が期待できる栄養成分はカラダに対しても効果が期待出来ます
みなさんの健康状態の向上にも繋がりますのでぜひ積極的に取り入れてください
タンパク質
髪の基本成分であるタンパク質の一種ケラチンは18種類のアミノ酸から生成されます
ゆえにケラチンの生成に必要な上質のアミノ酸を摂取しなければなりません
上質なアミノ酸を多く含む食品として
- 肉類
- 魚類
- 卵
- 大豆製品
- 乳製品
- カキ
などがあります
特に卵は亜鉛、鉄、セレニウムなどのミネラルも非常に多く含まれているので、髪にとってはとても有益な食べ物と言えます
また、肉類や乳製品などは必要な栄養成分とともに脂肪分も摂取することになるので、過剰摂取に注意してください
それに比べると魚類は肉類より脂肪分が少ないので、食事の際の摂取頻度は魚類が多い方が理想的です
ヨード
ヨードは甲状腺の働きをサポートし、髪の発育を促進してくれます
わかめ、昆布、ひじきなどの海藻類はヨードを多く含んでいます
昔から「わかめは髪の毛にいい」と言われるのはヨードが多く含まれているからなんですよ
ビタミンA、E
ビタミンA、Eは血行をよくする作用があります
頭皮の状態が向上し抜け毛予防が期待できます
ビタミンA.、Eを多く含む食品に
- 玄米
- 胚芽米
- 小麦胚芽油
- 紅花油
- ごま
- ナッツ類
- にんじん
- かぼちゃ
- ほうれん草などの緑黄色野菜
などがあります
それ以外にもトマトは、直接に髪に影響は与えませんが、アンチエイジング効果のあるリコピンを豊富に含んでいるため、髪にスムーズに栄養成分を届けるサポート効果が期待できます
また、トマトの栄養成分は加熱にも強く、調理法によって影響されることなく、色んな料理で楽しめます
ビタミンA、C、E、F
先程話したビタミンと同じ役割を果たすビタミンです
ビタミンA、C、E、Fなどを多く含む食品は
- レモン
- オレンジ
- キンカン
- さくらんぼ
- いちご
これらの柑橘類です
なぜ分けたかというと柑橘類のフルーツには老化や病気の元となる活性酸素を除去する効果や肌の調子も整えるアンチエイジング作用も期待できるんです
肌の状態向上は頭皮、毛髪にも好影響が期待できます
ビタミンB2
ビタミンB2にはカラダ全体の新陳代謝を盛んにして、頭皮の毛細血管を丈夫にし、血液の循環を良くする働きがあります
不足すると皮脂の分泌異常や角質化異常が起こり、フケや抜け毛の原因になります
ビタミンB2を多く含む食品は
- モロヘイヤ
- ウナギ
- 豚肉の赤身
- 豚レバー
- マグロ
などです
エイコサペンタエン酸(EPA)
エイコサペンタエン酸には血液の凝固力を下げることで、コレステロールの蓄積を妨げる役割があります
エイコサペンタエン酸を多く含む食品は
- いわし
- ぶり
- さば
- さんま
- さけ
- マグロ
などの魚類です
エイコサペンタエン酸はオメガ3脂肪酸と呼ばれる必須脂肪酸の一種で、毛髪の成長を促進し、抜け毛を減らす効果が期待できる素晴らしい成分です
オメガ3脂肪酸は体内で生成できないのでこれらの魚類を積極的に摂取しましょう
コラーゲン
コラーゲンは肌質向上のイメージですが髪のツヤや張りを整える作用もあります
コラーゲンを多く含む食品には
- 牛スジ肉
- ウナギ
- ハモの皮
- 手羽先
- 豚モツ
などがあります
過剰摂取には注意
- コラーゲンが含まれる食べ物は高脂質なものが多く、ニキビができたり、体重増加につながる!
- コラーゲンは胃でアミノ酸に分解されます。排出されなかった余分なアミノ酸は脂肪になり、セルライトができる原因になります
- 腎臓が弱い人は、排尿が上手くいかなくなり、むくみや頭痛が出やすくなります
髪の毛にいい飲み物と避けるべき食品
飲み物でも、髪の毛にいい物があるのでご紹介していきます
ココア
ココアには、ポリフェノールという成分が含まれていて、髪を太くするという効果が期待されています
血行促進効果もありますので、頭皮はもちろんですが、髪の毛にも栄養が行き渡るためのサポートをしてくれます
豆乳
豆乳には、ビタミンEが牛乳の約44倍含まれています
そのビタミンEによるカラダの血行改善作用により頭皮の状態の向上が期待できるでしょう
また低カロリーですから牛乳よりも優れた食品といえます
避けるべき食品
脂肪分が多くカロリーが高い食品や、交感神経を刺激する食品は避けた方が賢明です
特に問題になるのは、脂肪分を摂り過ぎることです
頭皮の下にある皮脂腺から分泌される皮脂の量は、頭皮を健康に保つためにとても重要な役割を果たしているのです
ですが、脂肪分を摂り過ぎることで皮脂の分泌が多くなり、脂漏性脱毛の要素となるでしょう
私は避けた方が良いと言いましたが、脂質も大事な栄養成分ですので、大切なのはあくまでもバランスになります
髪質・頭皮に必要な栄養成分 食生活で改善まとめ
髪質・頭皮に必要な栄養成分
- タンパク質
- ヨード
- ビタミンA.E
- ビタミンA.C.E.F
- ビタミンB2
- エイコサペンタエン酸(EPA)
- コラーゲン
いかがでしたか?
人のカラダは、摂取する食べ物や飲み物から作られています
バランスの良い食生活を継続する事で頭髪のみならず、カラダ全体の向上へと繋がります
育毛に繋げるために私の話した栄養成分を意識した食生活に繋げてください
また当たり前のことですが、シャンプー、トリートメント、ヘッドマッサージなどの日々のケアも大切ですよ
それではまた次回に〜〜